こんにちは。小さな街の小野です。
期間が空いてしまいましたが、先日の8月31日に暮らしのシェア2回目の収録が
終わりました。今回の飲み物は、パレスチナから届いたレモングラスとフェアトレ
ードの商品でもあるウバ紅茶のブレンドを頂きました。パレスチナオリーブの皆川
さん、いつも有難うございます。
2回目のゲストは、仙台市の愛宕橋近くにあるシネマカフェ右岸の羊座の店主さん
で、お店の事を中心に震災体験のお話しを伺いました。
お店は映画の本やビデオ、DVDなど映画にまつわる沢山のものがある映画好きに
はたまらないであろう空間でした。オープン当初からお客さんを集め8ミリのフィ
ルムを上映されていただそうで、お店の片隅には映写機もありました。それまでも
映画に対しての「楽しみ方」を考えられていたようですが、震災後は更に映画以外
でも考えるようになったと仰っておりました。特に印象的だったのは、「お客さん
の強い希望があって震災後の再開を決めた。」という言葉でした。それ以降、お客
さんとの関わり合いがより深いものとなり、食べ物だけではなく「話題」や「アイ
デア」を持ち寄ってそこから提案された企画を実際に行うなど積極的にお店を開け
活動を進めてこられました。次第にお客さん同士でも話しをしたり仲良くなってい
く様子を見て、「お店の役割を感じるようになった。」と仰っていて、続けて「お
客さんの姿を見て話しをしたり、意見を頂いたりした事が支え、励みになりました。
」 と仰っていました。
震災後、「何が出来るのか?」という問いがあったと思います。漠然と考えて結局
何もできないのか、問題を細分化や最適化をして繰り返し考え、微力でも進んで行
動し継続していくのか、その辺を右岸の羊座の店主さんに教えて頂いたような気が
します。更に、コミュニティカフェの内容を考えるにあたって「お客さんとの関係
性やコミュニケーション」 といった点でも、とても参考になりました。
シネマカフェ右岸の羊座の店主さん、色々なお話しを聞かせて頂き有難うござい
ました。
次回はゲストに七ヶ宿の白炭を営まれている佐藤光夫さんをお迎えして9/25(日)
の16時からお送りします。是非ご覧ください。当日はスタジオの観覧も出来ますの
で、ご都合が合えば遊びに来てくださいね。
「暮らしのシェア」
http://recorder311.smt.jp/movie/5281
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