2012年4月2日月曜日

「暮らしのシェア」 9回目が終了しました。


こんにちは。小さな街の小野です。

4月に入り、じっくりとゆっくりと気温が上がってきましたね。ラジオから桜の
開花情報も聞こえてきました。春が待ち遠しいですね。

さて、先月の3月18日に暮らしのシェアの最終回にあたる、第9回目の収
録が終了しました。

8回目のゲストは、てらさわ小児科の院長である寺澤 政彦さんでした。
葉区の中山にある小児科の病院で、寺澤さんは白衣を着ずにお母さんや
お子さんの話をじっくり聞く、アレルギーやアトピーの専門医です。病院は
化学物質フリーの国産木材を使用し、暖炉があるログハウスのような建物
です。今回、ご自身や病院の震災時のお話を伺うと共に、お子さんをもつ
お母さんたちが心配している放射線についてもお話しを伺っていきました。
てらさわ小児科での診察以外にも大学での講義、往診、山形県での診療
他県での会議等々、様々な場所でお仕事をされている寺澤さん。お話しを
聞いて印象的だったのは「必ず、病気の原因を患者さんへお伝えするよう
にしています。」と仰っていたこと。病気にかかるまでのプロセスを「直接伝
える」だけではなく、病院内での子供の体調の変化や診察の会話を通して
患者さんに「気付いてもらう」ことで、今後の予防や対応の理解を深めてい
ただけるようにとの配慮だそうです。

その他、後半は寺澤さんが独自に集積された放射能に関するデータの発
表もしていただきました。難しい用語も少なく、誰にでもわかりやすいように
まとめられた寺澤さんのお話しは、今後の我々の暮らしに役立つキーワー
ドが沢山含まれていたように感じます。
いつもこのブログでは、僕が感じた収録の感想しか書いておりません。是
非上に貼りつけている映像をご覧ください。書ききれないほど、沢山有意
義なお話しをしていただいています。皆さんのご感想もコメントして頂けると
嬉しいです。

・・・・・ 

2011年7月から行ってきました「暮らしのシェア」も無事に終了ということで
これまで参加して頂きましたゲストの皆さま、ユーストリームを観ていただき
ました皆さま、ゲストのコーディネートをご協力して頂きましたコミカフェメン
バー、せんだいメディアテークの北野さん、清水さん、その他スタッフの皆
さま、多くの方々に支えていただき、回を重ねることが出来ました。拙いホ
ストではありましたが素晴らしい機会を与えていただきまして本当に有難う
ございました。とても楽しく、学びながら行うことが出来ました。
 
様々なジャンルで活躍されているゲストの「暮らし」を伺っていくことで、私た
ちの「暮らし」で再考すべきポイントや気付きが沢山あったなと感じました。 
こういったポイントを個人的ではなく、ユーストリームで配信することで観て
いる皆さんと「シェア」ができればという想いから「暮らしのシェア」という番
組名になりました。皆さんにもそういったポイントがありましたでしょうか?

また、どこかでこうした企画をすることができれば嬉しいなと思います。
今までの記事はブログの左上にある「ラベル」から暮らしのシェアを選択して
いただければ見ることができます。是非、過去の記事もご覧いただければと
思います。

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