2012年1月18日水曜日

「暮らしのシェア」 6回目が終了しました。




こんにちは。小さな街の小野です。


スローペースとなっておりますが、本年も宜しくお願い致します。せんだいコ
ミュカフェ準備室としましては、継続的に暮らしのシェアのサポートを、そし
て2/19(日)に行われる< おとのわ >のサポートをしていきます。チケット
は絶賛発売中ですので、是非ご友人をお誘い合わせの上お出掛けください。 

さて、先日の1月8日に今年初めての暮らしのシェア、全体では6回目の収
録が終了しました。 前回から続いて、朝の時間帯での放送。日射しがとても
爽やかで、気持ちの良いひと時となりました。

6回目のゲストは、仙台市宮城野区にあるパンとクッキーの店コッペ、NPO

法人 麦の会の飯嶋 茂さんでした。障がいのある人もない人も一緒に働け
る場を目指してお店を始め、20年以上も「普通のパン屋」として街と共に時
を過ごし続けてこられました。そうした、街のパン屋さんとしてのお話しと、
障害を持つ皆さんと関わるお仕事についてのお話しを伺っていきました。
収録の中で、コッペさんの紹介映像を流したのですが作業をされている皆
さんの笑顔がとても印象的で、皆一緒に楽しみながらお仕事をされている
ようでした。


幸いにも震災時はスタッフの皆さんが配送や帰宅など、お店を離れる前だ
ったそうで確認も早い段階で取れ、その場で解散。その後はライフラインや
交通機関が復旧するにつれてお店に集まる人も増えていき、お店の開店
及び製造を再開する事が出来たそうです。ただ、仕事を始めてから出てくる
問題が少なくなく、流通が機能していない状態での販路や、「原発の放射能
汚染」による材料の安全性など、様々な部分で問題が出てきました。飯島さ
んは収録で「今後も継続してこの問題と向き合わなければならない」と仰って
おりましたがその言葉の通り、無視するのではなく一つひとつ向き合い、対
応していく事が必要とされているのですね。


放射能の検査にしても、公的機関での検査と、宮城県で活動する放射能測
定室の検査を組み合わせて行っていきたい。と仰っておりました。こうした市
民団体との連携を上手く行っていく事で、より精度の高い情報を得る事がで
き、それらを公開していく事で「正しくない情報による風評被害」の抑止にも
繋がればと感じました。


飯嶋 茂さん、色々なお話しを聞かせて頂き有難うございました。

いつもこのブログでは、僕が感じた収録の感想しか書いておりません。是非
上に貼りつけている映像をご覧ください。書ききれないほど、沢山有意義な

お話しをして頂いています。皆さんのご感想もコメントして頂けると嬉しいです。


http://recorder311.smt.jp/movie/11777 


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